「人」という字

2010年7月度 各事業部会議より

どこのお店でも、キャストさんの入れ替わりや、社員の移動があると思いますが、とくに年齢が若く、初めてのアルバイトをする人には、とても基本的なところから指導することとなるケースが多いのではないでしょうか?挨拶の仕方や、返事ひとつについてもどのようにすべきかを教えていることもあるかと思います。

また、それを飛ばして実務に入っても、なかなかケジメがつかず、遠回りしてしまうことも多いですので、これからお話する内容をしっかり伝えていただければ、また少し仕事のやり方も変わるかもしれません。

 

 しつけの3原則とは

 

①挨拶、②返事、③後始末

 

をしましょうということです。これは人として基本的なところで、これができなければ他のことは何もできないといっても過言ではありません。これも教育哲学者の森信三先生が、小さな子どもたちの教育に携わる中で言われてきたことです。③の後始末は、もともと「履物をそろえる」ということだったのですが、後始末と考えれば問題ありません。

 

 まず、挨拶についてですが、もともとこの漢字が持っている意味は、胸を開いて迫る・入り込むといった意味があります。つまり、元気のない声で、相手も見ずに「おはようございます」といっても、挨拶をしたことにはなりません。はっきりと相手に伝わる元気な声で、しっかり相手の方に体を向けて、目を見ることが大切です。また、

 

あ・・・明るく、

い・・・いつでも、

さ・・・先に、

つ・・・続けて、

 

行うことが大切です。暗い挨拶は相手の心に届きません。昨日はしたのに、今日はしないといったことでは、相手が戸惑います。相手に挨拶をされる前に、自分から先駆けてするようにしましょう。とくに、遠くからお互い気付いているのに挨拶のタイミングをはかるような経験は誰しもあると思いますが、なんともいえずモゾモゾした気持ちになります。それよりは、遠くでも知り合いに気付いたら、大きな声で挨拶をするほうが気持ちのいいものです。

 最後に、何でもそうですが、継続は力なりといって、明るい元気な挨拶を続けているだけで、周りの人は喜び、感心してくれるものです。次にお話するのは、いろんな物事の「基本」についてです。

 

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まず、人間の基本として、いろんなところでも話されていますが、「人」という字を見てみると、Bはいつも下からAを支えている。そんな役回りだと思い不平をこぼすこともあります。確かにBがいなくなれば、Aは倒れてしまいます。ですが逆も同じで、Aがいなくなると、Bも倒れてしまいます。つまり、AとBはそれぞれの役割を果たしているから、人という字が成り立つわけで、大切なのは「与えられた役割を果たす」ということです。店長や社長もキャストさんも役割を果たしているから、お店や会社がきちんと成り立っているのです。

店長や社長がいなければ、働く場所はなくなって、キャストさんも今の仕事はできなくなりますが、これは、キャストさんが居なければ、店長や社長も同じ仕事ができるわけではないということです。人はお互いが支えあって生きていることをきちんと理解すれば、お互いがお互いに対する感謝の思いがわいてくることでしょう。

 現在、いっしょに働く仲間に対して、また、結婚している人であれば、奥さん、旦那さんに対して、お互い支えあっているという思いで相手に感謝してみてください。普段は忘れてしまっている有難さがよくわかると思います。

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