2012年 年度目標 「自強不息」

「自強不息」

 この漢字を4つ選ぶとなんとなく皆さんはイメージが湧いてくると思います。恐らく皆さんの思っているイメージと一緒であります。

 さて去年一年を振り返りますと、人間の力ではどうしようもない大震災、自然災害に見舞われた一年でした。日本においては3月11日の東日本大震災、その後夏場の大水害、タイでの大水害はまさか日本には影響しないだろうと思っていたのが、日本からの進出企業が大きな打撃を受けた。経済面でも欧州の金融危機によりユーロ安を引き起こす。ご承知のように日本は輸出立国ですから、製品を作って海外で売ることで成り立っている。円高やユーロ安になればなるほど不利になるということですね。さらに日本は法人税も高いし、その分社会資本もしっかり整備されているから、エネルギーコストも高い、それからJRも航空運賃も高い、何よりも人件費が高いのでこれだけ悪条件が重なり合うと国際競争力に負けるということになります。

社長年度目標2012.JPG 

(2012年1月 新春会議にて)

 円高である限り、いくら企業努力をしても為替差益で負けていくという中で、恐らくもう日本では今後、製造業と名のつく企業は成り立たないのではなかろうか。どんどん工場を海外にシフトしていくでしょう。一方政治が悪い、このような状況下で何も決めれない政策は如何なものでしょう。

 もう一つの問題は人口減少。その中でも少子高齢化、いわゆる中間人口といわれる生産人口の減少という中抜き状態、お年寄りがどんどん増えて将来を担う子供が減っている現象です。ある経済学者が言うには資本主義そのものが崩壊しつつあるのではなかろうか。今までは稼いだものを一人一人に分け合うという経済原則があったが、これからは損したものを皆で負担するということに変化していくのではないだろうか。

 大きな会社とか社歴のある会社でも本当に明日が分からなくなったという状況ですね。そういった中で私は息を静かにして、自分自身をさらに強く「自強不息」正式に訳しますと、向上を求めてやまない、何事にも怠らず励むという意味です。

2012年 年頭所感 BUN MS-2012 会議挨拶より

【代表取締役 中野 文治】

| コメント(0)

コメントする

calender

2018年7月

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

アーカイブ