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「自強不息」

 この漢字を4つ選ぶとなんとなく皆さんはイメージが湧いてくると思います。恐らく皆さんの思っているイメージと一緒であります。

 さて去年一年を振り返りますと、人間の力ではどうしようもない大震災、自然災害に見舞われた一年でした。日本においては3月11日の東日本大震災、その後夏場の大水害、タイでの大水害はまさか日本には影響しないだろうと思っていたのが、日本からの進出企業が大きな打撃を受けた。経済面でも欧州の金融危機によりユーロ安を引き起こす。ご承知のように日本は輸出立国ですから、製品を作って海外で売ることで成り立っている。円高やユーロ安になればなるほど不利になるということですね。さらに日本は法人税も高いし、その分社会資本もしっかり整備されているから、エネルギーコストも高い、それからJRも航空運賃も高い、何よりも人件費が高いのでこれだけ悪条件が重なり合うと国際競争力に負けるということになります。

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(2012年1月 新春会議にて)

 円高である限り、いくら企業努力をしても為替差益で負けていくという中で、恐らくもう日本では今後、製造業と名のつく企業は成り立たないのではなかろうか。どんどん工場を海外にシフトしていくでしょう。一方政治が悪い、このような状況下で何も決めれない政策は如何なものでしょう。

 もう一つの問題は人口減少。その中でも少子高齢化、いわゆる中間人口といわれる生産人口の減少という中抜き状態、お年寄りがどんどん増えて将来を担う子供が減っている現象です。ある経済学者が言うには資本主義そのものが崩壊しつつあるのではなかろうか。今までは稼いだものを一人一人に分け合うという経済原則があったが、これからは損したものを皆で負担するということに変化していくのではないだろうか。

 大きな会社とか社歴のある会社でも本当に明日が分からなくなったという状況ですね。そういった中で私は息を静かにして、自分自身をさらに強く「自強不息」正式に訳しますと、向上を求めてやまない、何事にも怠らず励むという意味です。

2012年 年頭所感 BUN MS-2012 会議挨拶より

【代表取締役 中野 文治】

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11月1日(月)第22期事業計画勉強会より

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2010年7月度 各事業部会議より

どこのお店でも、キャストさんの入れ替わりや、社員の移動があると思いますが、とくに年齢が若く、初めてのアルバイトをする人には、とても基本的なところから指導することとなるケースが多いのではないでしょうか?挨拶の仕方や、返事ひとつについてもどのようにすべきかを教えていることもあるかと思います。

また、それを飛ばして実務に入っても、なかなかケジメがつかず、遠回りしてしまうことも多いですので、これからお話する内容をしっかり伝えていただければ、また少し仕事のやり方も変わるかもしれません。

 

 しつけの3原則とは

 

①挨拶、②返事、③後始末

 

をしましょうということです。これは人として基本的なところで、これができなければ他のことは何もできないといっても過言ではありません。これも教育哲学者の森信三先生が、小さな子どもたちの教育に携わる中で言われてきたことです。③の後始末は、もともと「履物をそろえる」ということだったのですが、後始末と考えれば問題ありません。

 

 まず、挨拶についてですが、もともとこの漢字が持っている意味は、胸を開いて迫る・入り込むといった意味があります。つまり、元気のない声で、相手も見ずに「おはようございます」といっても、挨拶をしたことにはなりません。はっきりと相手に伝わる元気な声で、しっかり相手の方に体を向けて、目を見ることが大切です。また、

 

あ・・・明るく、

い・・・いつでも、

さ・・・先に、

つ・・・続けて、

 

行うことが大切です。暗い挨拶は相手の心に届きません。昨日はしたのに、今日はしないといったことでは、相手が戸惑います。相手に挨拶をされる前に、自分から先駆けてするようにしましょう。とくに、遠くからお互い気付いているのに挨拶のタイミングをはかるような経験は誰しもあると思いますが、なんともいえずモゾモゾした気持ちになります。それよりは、遠くでも知り合いに気付いたら、大きな声で挨拶をするほうが気持ちのいいものです。

 最後に、何でもそうですが、継続は力なりといって、明るい元気な挨拶を続けているだけで、周りの人は喜び、感心してくれるものです。次にお話するのは、いろんな物事の「基本」についてです。

 

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まず、人間の基本として、いろんなところでも話されていますが、「人」という字を見てみると、Bはいつも下からAを支えている。そんな役回りだと思い不平をこぼすこともあります。確かにBがいなくなれば、Aは倒れてしまいます。ですが逆も同じで、Aがいなくなると、Bも倒れてしまいます。つまり、AとBはそれぞれの役割を果たしているから、人という字が成り立つわけで、大切なのは「与えられた役割を果たす」ということです。店長や社長もキャストさんも役割を果たしているから、お店や会社がきちんと成り立っているのです。

店長や社長がいなければ、働く場所はなくなって、キャストさんも今の仕事はできなくなりますが、これは、キャストさんが居なければ、店長や社長も同じ仕事ができるわけではないということです。人はお互いが支えあって生きていることをきちんと理解すれば、お互いがお互いに対する感謝の思いがわいてくることでしょう。

 現在、いっしょに働く仲間に対して、また、結婚している人であれば、奥さん、旦那さんに対して、お互い支えあっているという思いで相手に感謝してみてください。普段は忘れてしまっている有難さがよくわかると思います。

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リーダーシップとは何か?

1.公平無私

2.先見性

3.指針を示す能力

4.責任

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(第21期下半期勉強会 上半期の振り返りから)

【公平無私】

リーダーとして最も大事なことは、えこひいきしないこと、不公平な扱いをするリーダーには一部の人間しか付いてこない。

【先見性】

先を見るポイントとは「時代、顧客、従業員の3つのニーズを把握すること」時代とは何が求められているか、顧客とは常にアンテナを立てていなければならない。従業員についてはニーズというより不平不満。リーダーは上がれば上がるほどマイナスの情報は上がってこなくなる。

【指針を示す能力】

①社会的信用を培い、これを維持する。

②原点はお客様である。

③収益性を守る。

お客様が原点というのは、「お客様が神様です。」といった単純な顧客至上主義とは違う。原点というのは何か迷いが生じたときに、自分を顧客の立場に置いてみると自ずから答えが出るという意味だ。→即ちお客様にとって本当にいいのか。

【責任】

①即刻辞める。

②問題を解決してから辞める。

③最後まで続ける。

自分の指導力不足でリーダーにあたらない。片付けるべき事を片付けてから身を引くのが筋の通ったやり方。大事なことは部下が「自分たちが問題を起こしたら、うちのリーダーは辞める」と感じてくれること。

 2010年4月14日 第21期下半期事業計画勉強会にて   

代表取締役 中野 文治

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 振り返って見ると1980年代後半、日本はバブル経済を迎えました。消費に明け暮れた日本は異様な熱気に包まれ、その背後では音もなく、不況へと変化していきました。ついに1995年バブル崩壊し、その影響により多くの金融機関や生保、証券会社が破綻しました。その後、経済回復が遅れ日本では失われた10年と云われました。

 ようやく回復基調に乗り始めた2008年9月米国サブプライムローン問題に端を発し、リーマンショックと云われた、米国最大の証券会社が倒産、世界金融恐慌に発展していきました。そんな中日本では中小企業の270万社の70%が法人税を支払えないという状況になっています。外食産業を取り巻く環境も長期景気後退の中で消費者の倹約志向もあって一層の厳しさを増しております。業界景気予報ではくもりのち雨からドシャ降り、雷雨とも言われています。

 今日、第21期事業計画勉強会を開催。今期、株式会社イオン・イー・ハートより13店舗M&Aをして、第21期は年商35億円という計画を高らかに発表しました・・・・「期待に胸膨らむ」

 振り返ると2年前より、設立20周年を終えるまでに我社年商30億円達成を目指す。達成できなければ自らの進退にけじめをつけることを「コミットメント(約束)」致しました。その事がM&Aで可能となりました。言っておきますが、我が保身のために、このイオンM&Aを行ったのではありません。苦しみ悩んだ挙句に決心したのです。その答えは我社の企業理念にあり「一人でも多くの起業家精神を持った人づくり」をリスクを恐れず実践するためです。

 20歳を過ぎた今、我社はもっともっと大人にならなければなりません。そして、もっともっとプロにならなければなりません。ひとり一人が自ら律して行わなければ環境を変えることはできず、さらに向かい風の中を走ることができないのです。

 皆さんのご理解、ご協力を節にお願い申し上げます。ありがとうございました。

(代表取締役 中野 文治)

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設立20周年記念祝賀会 社長挨拶の様子

(生い立ち)

 私、中野文治は、北九州小倉の創業110年を超える駅弁屋の次男坊として、1947年に生まれました。大学4年在学中に予期せぬ出来事に遭遇したのです。それは、その当時この世でもっとも大切な存在であった、母を失ってしまったことです。すでに父は私が6歳のとき他界しておりましたので、私の人生の中では、あまり父の存在はありませんでした。その上、父は東京からの養子でした。

 22歳で社会人となりましたが、前年に母を失ったことで将来不安にかられ、それから16年3ヶ月家業の駅弁屋を手伝っていました。シガナイ次男坊であり、やがては離れていかなければいけない身でありましたがずるずると時が過ぎていきました。

 このままではいけないと一念発起して、単身博多へ乗り込み、1986年8月、38歳でミスタードーナツ(以後MD)福岡中洲店で独立開業しました。しかしながら当時7800万円の投資金がなく、ファミリー所有の不動産を担保にして、ファミリー会社でスタートしました。

 2年後福岡長丘店を開業、さらに一年後、私が家業と別離したにもかかわらず、「何故いまだにファミリー会社での経営なのか・・」という疑問を抱くようになりました。このままでは、なんら独立した意味がないことに気付いたのです。その後、兄弟と話合いを重ね、1990年2月6日BUNコーポレーションを設立、その年4月10日MD2店の営業権を5500万円で買取り再スタートしたのです。

(創業時の思い出)

 ところでBUNコーポレーションの名付け親は、私がMDと出会いがきっかけでご縁ができました千葉さんです。MD日本の育ての親という人物で、私の商売の師とも言うべき人です。後に株式会社ダスキンの社長も歴任されました。

 設立時は中洲店の5階にわずか2.5坪の事務所で一人事務処理をしており、当時は社員3名でした。月末に整理する貸借対照表はなかなかあわずいつも苦労をしていたのが、昨日のように思い出されます。3年後に本社移転し2.5坪から18坪、さらに現在は36坪になりました。

(創業から10年間は)

 創業から10年間は頭から足の先までMD、MDで中洲店を超える売上の店を作りたいとの一念でどんどんMD出店をしていきました。会社を大きくしたい、一人でも多くの従業員に店主・店長という立場のチャンスを提供したい、また社員の将来のことを考え「びっくりドンキー事業」の加盟もさせていだき、今では九州で一番多くの店舗数を持つ加盟店にもなることができました。

(設立10周年)

 2000年4月にはBUN設立10周年を迎えました。このときに企業理念を策定したり、マスコットキャラクター「Bchan」も作りました。また社員とその家族みんなでオーストラリア記念海外旅行にも出かけました。

(10年から20年にかけて)

 10年から20年目の10年間はミスタードーナツ、びっくりドンキーに続く第3のコアビジネスを探す旅をしていたようです。我社を支える屋台骨を三本で支えること、即ちどんな時代が来ても、より安定した経営基盤の確立をしたいという思いからでした。

 中華事業、ラケル事業、カフェクロワッサン事業、ペッパーランチ事業、ザ・どん事業、トゥルグリーン事業など積極果敢に導入しましたが、いずれも「帯に短し、たすきに長し」と、いったところでした。

 ちょうど15周年を迎えたとき、博多税務署より「優良企業法人」として、表敬状をいただきました。これは創業以来全社員一丸となって、真面目に一生懸命に企業経営に取り組み、納税義務を怠らないことの証であります。

(20周年を迎えた今)

 昨年より、我社は石窯パン工房の出店展開を計っています。約1年間社内検討を重ね、矢次早に2店舗開店したところです。今のところとても好調に推移しております。しかしながら、この事業はFCビジネスではなく、オリジナルビジネスで、すべて我社の思いのままに展開できます。反面それだけに政策決定が大変です。全ては自己責任の世界ですがそれだけにやりがいもあります。いまやっと我社が求め続けた第3のコアビジネスが見つかったかなとも感じています。

 24年前わずか4名でスタートした会社が今は社員66名、パート・アルバイトさんは600名強にまでなり、28営業店を有するメガフランチャイジーに成長しましたが過去を振り返ると11店舗もクローズ、「よく会社が生き残ったもんだ」と、いうのが素直な実感です。

 お客さま、従業員とその家族、取引先、FC本部の皆様にはお礼申し上げます。諸行無常は仏教の根本思想でありますが、この世は常に移り変わり、不変なものはないのです。企業理念に於ける最重要課題は、「存続」であることは言うに及びません。その為には我社が変えるものは、業種、業態であり、変えてはならないものは企業理念です。「心はいつも青春創業。」夢・情熱・勇気・挑戦を私が自ら失ったとき、私はこのBUNコーポレーションから退場しなければならないといつも思っています。

 我社は存続する限り永遠に挑戦し続けます。社員の皆様、20周年の良き日にあたりより一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。

2009年4月15日 18:10 小倉北区欧州館「癒しの館」にて  中野 文治)

 

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社長挨拶の後、シャンパンで乾杯 

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1月15日(木)に毎年恒例の新春全体会議を開催させていただきました。私の2009年度の今年の目標は「創業維新」とさせていただきました。現在の我が国に於ける混沌とした時代はなぜか明治維新と重なり合う。その願いは創業20周年をという節目の年に、このような時代背景を迎えた今、社員一人一人があくなき自己改革を目指す。時代の変革のエネルギーに満ち溢れたあの明治維新になぞる。

(代表取締役社長 中野文治)

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「起業家宣言」

私は平凡な人間になりたくない

自らの権利として 限りなく非凡でありたい

私が求めるものは 保証ではなくチャンスなのだ

国家に扶養され 自尊心と活力を失った人間にはなりたくない

私はギリギリまで計算し尽くしたリスクに挑戦したい

常にロマンを追いかけ この手で実現したい

失敗し成功し 七転び八起きこそ 私の望むところだ

意味のない仕事から暮らしの糧を得るのはお断りだ

ぬくぬくと保障された暮らしよりも

チャレンジに富む いきいきとした人生を選びたい

ユートピアの静寂よりも スリルに満ちた行動のほうがいい

私は自由とひきかえに 恩恵を手に入れようとは思わない

どんな権力者が現れようとも 決して委縮せず

どんな脅威に対しても 決して屈服しない

まっすぐ前を向き 背筋を伸ばし誇りをもち恐れず

自ら考え行動し創造し その利益を享受しよう

勇気を持って ビジネスの世界に敢然と立ち向かおう

起業家たるものこれを信条とするものをここに宣言する

 

アイデアバンク「アントレプレナー」誌より

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